泉屋博古館東京のリニューアルオープンを記念した展覧会「日本画トライアングル」へ行ってきました!
以下、近代日本画の名品を堪能できる見ごたえたっぷりの展覧会について、所要時間や混雑状況に加えて、
「そもそも泉屋博古館とは?」
「なんて読むの?」
というところからご紹介しています。
これから行こうか迷っている方、行こうとしている方のお役に立てれば嬉しい限りです。
新型コロナウイルス対策のため会期等が変更されている可能性があります
訪問前に必ず公式情報をご確認ください
泉屋博古館 東京とは?
泉屋博古館東京についてあまりご存じでない方もいらっしゃると思うので、まずはざっくりと概要をご紹介します。
泉屋博古館。
まず読み方が難しいですね。
「せんおくはくこかん」と読みます。
コレクションの中心は住友家が収集してきた美術品で、ジャンルは近代日本美術や西洋絵画など多岐にわたっています。
なお、泉屋博古館は京都にもあります。
検索すると京都の泉屋博古館も出てしまうので、“東京”のキーワードを入れましょう。
実は、泉屋博古館としては京都の方が本館です。
リニューアルオープン前は東京の方は分館と呼ばれていました。
2020年に改修工事のため一旦休館し、この2022年、リニューアルオープンしました。
展示室の改修に加えてカフェや講堂の新設もされ、より充実した美術館に生まれ変わっています。
混雑状況
会期序盤の週末午後に訪問した際は、あまり混雑しているとは感じませんでした。
展示ケースの前に人が並んではいますが、前後が気になるほどの詰まり具合ではありません。
都内の美術館の中ではゆったりできると言えるでしょう。
所要時間
所要時間は、1時間以内が目安になりそうです。
点数がそこまで多くないので、早い方だと30分くらいで見終わるかもしれません。
講座も頻繁に開かれているので、それに合わせて訪問するのもよいかと思います。
チケット・事前予約
事前予約は必要なく、当日窓口でチケットを購入します。
現金の他、各種電子マネーも利用できました。
余談:●●が予習におすすめ
他の美術館になってしまうので見出しは●●にしてしまいましたが・・・
山種美術館のオンライン講演会山下裕二氏が語る 「私が好きな山種コレクション」が予習におすすめです。
昨年夏から3回に分けてライブ配信されていて、今はアーカイブの形で視聴できるようになっています。
とりわけ相性抜群なのが「第2回 東京画壇の日本画」と「第3回 京都画壇の日本画」。
近代日本画について地域ごとの特色をふまえながら解説していたり、有名画家だけでなく忘れられていた画家たちにもスポットライトを当てていたりと、本展に通じる部分がけっこうあります。
配信は4月24日までですが、申し込み期限は4月17日までなのでご注意ください。1講演当たり1,500円です。
https://yamatane55th02.peatix.com/
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。
泉屋博古館東京リニューアルオープン記念
日本画トライアングル 画家たちの大阪・京都・東京
泉屋博古館 東京
2022年3月19日(土)~5月8日(日)